『香水-ある人殺しの物語』(パトリック・ジュースキント作、池内紀訳、文芸春秋)という戦後ドイツ最大のベストセラー小説を読んだことがある方、いらっしゃいますか?
絶対嗅覚を持つ主人公グルヌイユが究極の香水を作るためにいい匂いのする女性を殺害していく、かなり不気味でスリルのある小説なのですが、この小説の映画が来月9月14日から公開となります。
この小説、私は原作でしか読んだことがないのですが、本当にたくさんの匂いに関する記述があって、その無限の表現力に脱帽せざるを得ないのです。その匂いの描写を絶賛された本だけあって、この本を映画化するのはかなり厳しいであろうと言われ続けてきました。
映画監督が「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァで、プロデューサーが「薔薇の名前」「ヒトラー 最期の12日間」のベルント・アイヒンガーで、ダスティン・ホフマンやアラン・リックマン(ハリーポッターのスネイプ)も出る、と聞いても「いや、本には敵わないでしょ。映画館には行かないかな」と私も言っていたのですが、最近ティクヴァ監督のインタビューを読んで、ちょっと映画館鑑賞に気持ちが傾いています。
「本からも匂いはしないでしょ?同じことだよ」
確かに。・・・んーどうしよう。

興味のある方、ドイツ語しか探せなかったのですがこちらのTRAILERで予告編見れます。