ワールドカップ閉会からすでに3ヶ月。
大会を成功させ、国民の中に新たな愛国心が芽生え、世界にも「新しいドイツ」の顔を見せたドイツ。
真面目で堅実、ユーモアは通じないなどとお堅いイメージだったドイツ人が、実は明るく陽気、フレンドリーで親しみのある国民であったと大会中から報道されてきました。
そしてそのポジティブなイメージがいつまで続くのか、そこに注目も集まっていました。
日が短くなり、秋の気配が強まるこの頃、大会期間中の陽気さは確かに影をひそめつつあります。

そんな中、今週木曜日から(ドイツは木曜日が新作映画封切の日なのです)「Deutschland.Ein Sommermaerchen(意訳:ドイツ-ひと夏のメルヘン)」が公開されます。
この映画は「ベルンの奇跡」を撮ったヴォートマン監督のもので、W杯中のドイツ代表に密着したドキュメンタリー。貴重な映像も目白押しだそうです。
どれだけの人がW杯期間中の陶酔に再び酔いしれるのでしょうか。

愛国心に話を戻すと、この愛国心がドイツ国民の中に芽生えたのは、16年前の今日だと指摘するメディアも少なくありません。
1990年10月3日。東西ドイツ統一。
この日がなければ、今夏の大会成功はあり得なかったのでしょうね。