核廃棄物の処理、どこの国でも頭を悩ませている問題ですよね、
可燃物のように燃やしてしまうわけにはいかないし、無責任に発展途上国に送りつけるわけにもいきません。
"ドイツででた核廃棄物はドイツ国内で処理、最終貯蔵しましょう、それならもっとも安全な方法で保管しましょう"と国が始めた施設が今回御紹介するKONRAD核廃棄物最終貯蔵施設です。
ハノーヴァーから南に車で一時間強走らせたSalzgitterにあります。私は村の老人会!"Benther Senioren Team”の皆様と一緒に見学に行きました。まず情報を教えてもらおうと市内中心地にある今年5月にオープンしたINFO KONRADにいきましたら、私達のメンバーの一人Frau Schultzeがちょうど2000人目の入館者に当たり、記念の本をプレゼントされました。
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住民の反対運動も強いそうで館長のMichael Linkersdoerferさん、そして右側のKONRAD副社長Henning Roeselさんとても親切丁寧に解説してくださいました。
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さ、では、地下1000mの世界どんなもんだか閉所恐怖症にもめげす、いってみましょー!!
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このおどろおどろしいモンスターエレベーターで地下千メートルまで3秒で降りていきますがまずその前にレクチャーがあり、首もとのタオルもおしゃれなMichael Martinさんがいざというときのための酸素ボンベの使い方などを教えてくれました。


nullnullBenthe Senioren Team u.Der chramanter Buergermeister
赤いつなぎにヘルメット、懐中電灯に5kgもある酸素ボンベを抱え、完全装備した私達。勿論お茶目なManfred Bohr村長さんも一緒です。
いざ地下にもぐってみると空気がよどんでいて気温が30度くらいありじわーとした不愉快な暑さに驚かされます。
深く潜ればもぐるほど地球の核に近づくので暑くなるのだそうですが、言われて納得、なんとなく地下って寒いのかあーとおもっていた無知な私です。
中はゆったりしていて天井まで6mくらいあり広くトンネルも長いので車に乗って見学しました。
nullnullnullFoto-Herr Schultze,Danke!
地下800mの地点でArthur Junkertさんが解説、力説してくれました。この施設はいまもトンネル拡張中で実際に核廃棄物が収容されるのは5年後からで、この物々しい巨大ドリルで穴を掘り続けています。
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穴を掘った後崩れるのを防止するためこの2m近い長さの鉄の棒を無数に埋め込んで補強します。
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このトンネルでは3シフト制で総勢約120人が作業していますが何せ地下千メートル空気は薄いですし暑さもひどい。6時間以上働いてはいけない、水3,4リットルは飲まなければいけないと決められていますが地上とは比べ物にならない重労働ですね。
私達は2時間地下にもぐっていましたが正直言って地上に戻ってお日様を見たときは心からほっとして嬉しかったです。
nullここが地下千メートルにある事務所です。ここにはなんと55台もの車が収容されています。どんなに広いか分かりますよね!?
KONRAD核廃棄物最終貯蔵施設、5年後から核廃棄物が持ち込まれ、2025年に完成する予定。最大30万3千立方メートルも貯蔵できるので2040年までは満杯になりません。核廃棄物はコンクリートで厳重に固められかりにテロの襲撃になったとしても放射能が漏れることはないのだそうです。
環境問題先進国ドイツの最も重要な核処理問題、着実に対策が進められているのを見ることができとても興味深かったです。
ちなみにKONRAD見学、ガイド、ランチ付で入場料無料。前もって予約しておけば誰でも入れますよー!