ドイツのみならず世界でも活躍している彫刻家Hartmut Stielowさんのアトリエにお邪魔しました。残念ながら現在日本では彼の作品を見ることはできませんが近いうちに中国上海の美術館に展示されるそうなので、まあドイツよりはちかいわなあーと思った方は是非足を伸ばして見に行ってくださいませ!
ステイローさんがアトリエとして使用しているのは1860年に建てられたRitterhof、当時は騎士が使っていましたがこのだだっぴろく暖房もろくに効かない建物は今では利用する人もいないそうで、(動物の飼育には良いそうです)彫刻の制作に騒音を伴う彼のアトリエにはぴったりなのです。なんと言ってもこのアトリエのほかは家主さんの農家以外には何もない村ですから!
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何百キロもある石を動かすにはこの機械が使われています。これで2トンまでの石を動かすことが出来るのです。
これはUFOキャッチャーの要領で(くすっ)右に何センチ、左に何十センチなどと動かして一番いい位置までもっていきます。
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くっついているように見える石と鋼ははめ込んであるだけなのです。いつもテーマを決めてまずミニチュアを作ってバランスを見るそうです。シンプルに見えるものほどバランスを取るのが難しく少しでも計算がずれると何百キロもの石がずり落ちてしまうのです!石のなかがどうなっているのかStielowさんが見せてくれました。
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皆同じように見える石や鋼も全て少しずつ違うので制作するたびその素材にはいつも驚かされるとおっしゃってました。
作業場にはいろいろな工具や機械があり芸術作品の制作というよりは工事現場で働く感覚だそうーです!
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石を切断する作業の時には防塵マスクをつけ耳栓をし、ものすごい騒音の中切るそうで、埃と騒音がひどいので見ないほうがいいですよー!と言われてしまいました。。。それでも近所に何もない好環境、気兼ねなく騒音を出していると笑っていました。
アトリエを見学させてもらってお庭に出たらもちろんHartmut Stielowさんの彫刻がありました。美術館で鑑賞するのも素敵ですが彼の作品は緑に囲まれた自然の中にあってこそより輝いているような印象を受けました。
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