「元次期大統領」アル・ゴアの映画

不都合な真実」(An Inconvenient Truth)

を観てきた。

地球温暖化の危機を説いたこの映画。
中身はゴアさんが世界各地で行っている講演会を収録、再編集して流すといった内容。
この講演だけで映画にしてしまうゴアさんの講演力がすごい!

恥ずかしながら僕は知らなかったのだけれど
ゴアさんはもう30年ほども前から環境問題を訴えていて、
今回の映画はその長年の活動の集大成的な意味合いも強い。、
「不当」に敗れた大統領選挙を機に政界を引退した彼は
途方に暮れたが長年追い続けてきた環境問題をさらに
追求して行こうと決意。

独自の活動で講演を何千回と世界中で行い、人々に訴えかけてきた。

人間は大きなインパクトのある出来事がないと危機感を覚えないとゴアさんは言う。
ジワジワ襲ってきている環境の悪化を本気に受け止める人はまだ少ない。

環境問題の先進国として有名なドイツ。
このドイツが環境問題に大きく取り組んだのは
70年代に「大きなインパクト」があったから。
それは・・・酸性雨によるSchwartzwald(黒い森)の破壊。
ドイツ人にとって大事な森が破壊され国民は大きく動揺した
そして・・・なによりも大事なことだが・・・政治が動いた。
この酸性雨がドイツの姿を180度変えたのだ。

温暖化により大きな変化が起きている地球。
真っ白に覆っていたキリマンジャロ山の雪は後10年ほどでなくなってしまうのだそうだ。
二酸化炭素の量は過去65万年の間に達したことのない値まで到達しさらにグングンと増えている。

映画は「今私達に出来ることを実行に移さなければならない」としめる。
しかし具体的な方法は提示しない。
それは観ている人の文化、宗教、生活環境、収入等によって
出来ること、やれることは違うからに他ならない。

むしろ、自分になにが出来るのか考えて、そして実行することこそ
なによりも大事なのだ。
もちろん・・・政府に訴えかけること。環境政策に注目して投票することもそのひとつ。
そして・・・是非・・・ドイツから環境政策を学んでください。
失敗も乗り越え、試行錯誤を続けるドイツだが、
チャレンジしている分だけ一歩前にいるのだ
Sascha