メルセデス・ベンツクライスラー= ?
世紀の大連合といわれた1998年のドイツ・ダイムラーベンツと
アメリカ・クライスラーコーポレーションの合併。

あれから9年、世界6位の売り上げを誇るダイムラー・クライスラーが曲がり角に立たされている。

問題となっているのは北米のクライスラー部門の不振。
合併初年度こそダイムラー、クライスラー両部門とも好業績だったが、
2年目以降の赤字は未だ解消されず。

そこで持ち上がってきたのがクライスラーの売却構想。

そして、この買収に名乗りを上げたのが同じアメリカ・ビッグ3、
世界最大の自動車販売台数(909万台)を誇るゼネラル・モータース(GM)。
ただ、クライスラー、GMともに主力は小型トラック。
実現すると、販売台数1180万台を誇る圧倒的規模の会社が誕生することになる。
しかし、合併をしてもメリットは少なく、大量リストラを招くだけとの指摘もある。
それでも有力候補としてGMの名前が挙がるのには
「他の企業による買収の防止」という側面があるからとも言われいてる。

その「他の企業」とはどこか・・・?
ここにきて名前があがってきたのがイギリス紙が報じた韓国・ヒュンダイ自動車。
北米での販売網の強化を図りたいヒュンダイとしてはオイシイ話になりそう。

同じく北米強化を図りたい日産・ルノー連合、
北米に拠点をもたないドイツ・フォルクスワーゲングループ、
更に中国の奇瑞汽車、上海汽車なども
触手を伸ばしているといわれ、
自動車業界の世界的な再編成に繋がりかねない動きと、かなりの注目。

ダイムラークライスラー側は「すべての可能性を除外しない」と発言していて、
どう転がってもおかしくない状況だ。
ドイツ人にとってのプライドでもある自動車産業、
その中でも世界最初の自動車を作ったダイムラーベンツを基盤とするダイムラークライスラーが
今後どうなるのかドイツ人ならずとも是非注目していただきたいです!

このニュース、ドイツ国内ではどういったニュアンスで解説されているのか?

そこでニュースサイトでの記事をいくつかピックアップすると・・・
「こんな大赤字の企業に誰が興味を持つのか?」と疑問符を投げかけてます。
更にGMの子会社、ドイツOPELの見解として、
「GMによるクライスラーの買収は惨事。もっとも望まない結果」と非難。
ん~・・・厳しい。
Sascha