工場脇のお店はクリスマス仕様
ドイツには300種類のパンがあると言われていますが、お店に行けば納得です。小さな町のパン屋でも常時少なくとも7,8種類のパンが並び、それにブロートヒェン(小さいパン)やブレッツエル、菓子パンを含めれば、かなりの数です。

昨日の日曜日は私の住む街(シュトゥットガルトから北西へ車で約30分)にあるパン工場で、一般公開のイベントがあったので行って見ました。

午後遅くに行ったのですが物凄い人の数で、入り口付近は出る人と入る人が押し合い状態、後ろにも前にも進みません。これでどうにか入れても、万が一火事にでもなったら皆で蒸し焼き状態かも?と考えると、本気でやめようかと思いましたが、流れに押されていつの間にか入場。
お店が休みで、特に行く所もすることも無い日曜のドイツでは、こういったイベントには結構な人が集まります。

生地を丸めるのは手作業 生地こねの機械 器の直径は1mくらい

広い工場の中にはとてつもなく大きい機械が整然と並んで、天井下には排気の為か太いパイプが張り巡らされています。

おばさん仕事が速いです ここでは一個55セント

北ドイツには見られないBrezelブレッツエルは大人も子供も大好きなパン。見物人の見方も真剣です。優しいおばさんは生地のひねり方をわざわざゆっくり見せてくれました。
ところでBrezelはドイツ人の感覚で厳密に言うとパンではないんです。パンBrotと言えば、食事の付けあわせや、軽い食事としてハムやチーズを載せて食べる本来のパンのこと。どこでも気軽に、せいぜいバターを付けてそれだけで食べるBrezelは、スナックパン、と言う感じでしょうか。

外はパリッで中はスポンジ


焼きたてのパンが機械から出てきました。これは本来石焼オーブンで作るHolzofenbrotのニセモノといった感があります。大きさ(直径30cm弱)形、食感とよく似ていますが、ドイツの村にまだ残るBackhausパン焼き小屋で焼いたパンとは雲泥の差です(個人的な感想としては)。





子供は大喜び

小さな子供達用に、大きなクッキーをレーズンやアーモンドで自分で飾れるコーナがありました。布製のエプロンと紙の帽子付です。
子供クッキー完成品

クッキーはドイツではクリスマスに関連したちょっと特別なものです。妙な時期にクッキー焼いてると、クリスマスでも無いのになんでそんな事するの?って聞かれます。



クリスマスのクッキー

入り口付近には誰でも参加できるクイズがありました。この瓶の中に入っているクッキーは全部でいくつでしょう。
ただ、何処を見ても何が当たるのか書いてありません。クッキーの数よりも、そっちの方が気になります。

従業員の方たちは普段朝の3時から昼過ぎの12時半までの勤務だそう。しかも土曜は真夜中の12時から次の日の8時半まで。ご苦労様です。