探し物があってマルクトハレに行ってきました。
Marktplatz とKarlsplatzの間に位置するこのMarkthalleは、建築家Martin Elsaesserにより1911から1914にかけて造られたアールヌーボー様式の美しい建物です。
第二次世界大戦で破壊された後1983には完全修復されましたが、1993年に火災が起こり、その後再び内部全体が改修されて今に至っています。
これは木曜のお昼頃


ここで売られている品物は新鮮な地元の野菜果物に加えて、世界各国の食材、香辛料、高級肉やチーズと、珍しいものが沢山です。
普通の店で見つからない食材も、あそこならあるかも、と言う具合に買い物に来る人も多いはず。
ただお値段も高めなので、日常の食品として買いに来るのは、シュトゥットガルトのセレブな人達でしょう。

美味しそうだけど足先が微妙・・・


平日の早い時間は客足もまばらですが、観光ポイントでもあるこの場所は、土曜の午後ともなれば狭い通路が人で埋まり、時には通り抜けるのも大変なほどの賑わいになります。

これが美味しそうかはもっと微妙






この日もまずいつもの様にホール内を一巡り。特に買うものが無くても、とりあえず各店先を見て回ります。
見事に並んでぶら下がっているパルマシンケン(イタリアパルマ地方の生ハム)、あらゆる種類のアンチパスタ、トルコやギリシャのお菓子ハルヴァ、インドのサモサやパコラ(インドの天ぷら)、魚屋の水槽には生きたロブスターと、まさにプチ・ワールド・バザールと言った感じ。

さて、お目当ての店に辿り着いて、まずショーウィンドウを観察。実は予想してたけど、やっぱりありません。
この日私が探していたのは、今では幻の酒となりつつあるペルツウォッカ。ウォッカのビンに本物の赤唐辛子が一本漬け込んであって、文字通り辛党にはぴったりのお酒です。

おじさんお酒売ってください
ニコニコと愛想の良い小柄な店主らしきおっちゃんを、世界各国の酒瓶の合間に見つけて、尋ねてみれば「そんな酒は知らない」とのつれない返事。

前にここで買いましたよ、と突っ込んでみても、顔はニコニコのまま「知らない」の一点張り。
その上「自分でウォッカに唐辛子を入れて作れば?ここにある沢山のお酒だって、最初は誰かがそんな風にして作ったものなんだからさぁ~」だって・・・。

「家に帰ってやってみな。絶対美味しいのが出来るよ」と妙な太鼓判を押されて、気が付くと会話の流れに押されて店を後に。せめてスブロッカでも買おうかと思ったのに・・・。

お花やはもうクリスマス
販売拒否?それともおじさん親切で言ってくれたの?(多分こっち)
どっちにしてももう少し商売っ気出して、他の酒勧めるとかしてもいいんじゃないかなぁと、考えてたらなんだか可笑しくなって、ひとりでくすくす笑いながら帰ってきました。

ドイツで買い物するとたまにこういう事があります。意地悪じゃないけど、自分の考えがあって、結果的に品物売ってくれなかったりします。

Markthalle   月曜から金曜 7時~18時
           土曜       7時~16時