愛より強く
先日偶然テレビで見たドイツ映画Gegen die Wandが強烈でした。

2005年のベルリン映画祭で、ドイツ映画としては18年ぶりに金熊賞を受賞したというもので、監督はトルコ系ドイツ人のFatih Akin(ファティ・アキン)、映画の主演二人もトルコ系ドイツ人、ストーリーもトルコとドイツの異文化テーマが深く関わっていて、純正ドイツ映画という感じではありません。

でも↑だからこそ、それもドイツ映画と言われれば、やっぱりそれで納得かも。(Türke in Berlin参照)

ドイツ映画といえば「Uボート」や「ブリキの太鼓」などを思い浮かべます(古すぎ?^^;)。「ラン・ローラ・ラン」や「グッパイ・レーニン」とか、他にも色々ありますが、個人的にはいつも、今一インパクトが少ないと思っていました。

でもこれは違います。爆発的な抑えきれない感情の映画です。時々爆発しすぎて危険です。

ストーリーは、伝統的トルコ家庭に反発して生きるSibel・ジベルが、最愛の妻を亡くして人生の危機真っ只中のCahit・ジャイトに出会い、家を出るために偽装結婚を申し込む。そんな出会いの二人がいつしか愛を見い出し、その結果・・・というもの。

ジベルとジャイト
主役の一人、若いトルコ人女性ジベルを演ずる、ジベル・ケキリがとっても魅力的。
監督自ら、一般市民から見つけ出したと言うこの女優さん、いきなり主演の映画で脚光を浴び、公開当時かなり話題になっていました。

日本でも去年公開されていますね。邦題は「愛より強く」で、始めはなんでまたこのタイトル?と思いましたが、日本公式サイトのインタビューを読んで、少し許せる気がしてきました^^;

私にとっては最後のシーンもココロの中の静かな爆発です。
(愛で)爆発したい人、しそうな人にお勧めします。(かなり過激ですから子供はダメです。R-18指定)