悪い排気ガス車締め出しの標識

車と環境問題はドイツと日本(というか世界中)共通のテーマですが、3月から新しくドイツで施行された法令がこのFeinstaubverordnungです。

これは一言で言うと、人間に害の大きい(主に)ディーゼル車の出す微塵(Feinstaub・ファインシュタウプ)の量を減らす為に、悪い排気ガスを沢山出す車は、人間の多い大都市から締め出そうというもので、Stuttgartを始めとするドイツ国内約20の都市で計画されています。

実行されれば、その都市の入り口には左のような標識が立てられます。

標識下部分にあるのは、侵入可能な車のステッカーですが、これは排気ガスの良し悪しの程度をレベル2~4の段階ごとに表すもので(レベル1は最低でステッカー無し)車の整備工場などで手に入れ、それを自動車のフロントガラスに貼らなければなりません。

排気ガスレベルの色分けステッカー 有料です
どのレベルの車が市内に入れるかという規制の程度は都市により異なりますが、それに見合わない車、またステッカーが張られていない車などは40ユーロの罰金か加点1(日本では減点ですが、ドイツでは加点)の罰則になります。

しかしこの法律、今のところ排気ガスレベルの設定基準に問題があり、それが見直されるまでは実施に踏み切る都市は無いのではないかとの意見もあります。

上にも記したように、本来ディーゼルの出す微塵を問題にしているこの法律ですが、今の排気ガスレベル設定基準では、Katalysator(三元触媒コンバーター)を搭載していて、微塵には問題が無い古いガソリン車もレベル1に振り分けられてしまい、実施都市から締め出されることになるからです(例えばうちの車のように^^;)。

Stuttgartでは全国に先駆けて、7月1日からこの制度を実施する予定ですが、この排気ガスレベル設定基準の改正がその前に行われなければ、つまり、うちの車がレベル1から2に昇格されなければ、開始が遅れるのか?その辺は少し微妙なところです。

そんなわけで古い車に乗っている人も、緊急対策は先送りということになりましたが、本当に古い車が普通に走っているドイツ、実際にこのシステムが始まれば、約6百70万台の車が大都市進入禁止になると予想されています。

最近も緑の党が、CO²削減を目標とした週末の自動車禁止案を出したり、Saschaも言及している日本車に乗ろう問題があったりして、自動車大国、環境問題で揺れています。