涼しすぎて暖房を入れる程だった南ドイツも今週末は秋晴れのいい天気。
日中の気温は25度近くまで上がり、しまいかけた半袖を引っ張り出して、
皆ここぞとばかりに太陽の暖かさを楽しみます。

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こんな日のことをドイツ語でAltweibersommer(アルトヴァィバーゾンマー)と言いますが、
これは英語風(日本語風?)に言えばインディアンサマーのこと。

この言葉を直訳するとaltが「古い」で、Weib(er)は「おんな」、そしてSommerは夏。
この「Weib ・おんな」という言葉、実は俗語でお上品なものではありません。
独和辞典なら「あま」とか書いてあります。(あのあま~、って感じですかね)

そんな訳で、ドイツ語でAltweibといえばお婆さん、もっとひどく言えばババァという
イメージがあります。汗

ばあさんのなつ。

ドイツの秋晴れにそんな名前が付いたのにはちゃんと理由があるようです。

お尻から糸を出しながら風に乗って飛ぶ蜘蛛がいるんですが、
9月の良く晴れた朝などにはこの蜘蛛の糸が朝露に濡れて、
そこに日の光が当たってきらきらと白く輝き、その様子が老婆の白髪のよう、
というもの。

または「蜘蛛の巣を作る」という意味で古いドイツ語にあったweibenという言葉が、
Weibに取って代わられた、というもの。

それからこんな伝説もあるようです。
きらきら光る蜘蛛の糸は老婆が髪を梳く時に抜けてしまった白髪で、
人間の一生の糸を紡ぐ運命の神様が老婆から奪う生の糸(の一部)である。。。

そこから派生して、それでこの蜘蛛の糸に掛かった老人にはいい事がある、というのも。


真相はさておいて、この時期気温25度の陽気は本当にあり難い!
名前がどうであれ、本格的に寒い季節が来る前に、一日でも多くこんな日があると良いと思っているのは、私だけではない筈^^。