07/08シーズンのウインターブレイクに、ブンデスリーガ1部のBochum(ボーフム)、Wolfsburg(ヴォルフスブルク)と契約を交わした小野と長谷部の両選手。リーグ前半戦第17節を消化した時点でのそれぞれのチームの成績は、ヴォルフスブルクが勝ち点20で11位、ボーフムが勝ち点19で13位でした。小野選手はフェイエノールトで活躍していたので自分の周りのドイツ人サッカー関係者もよく知っています。ボーフムでは中盤のすべてのポジションをこなせる選手として期待されているようです。

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<ヴォルフスブルクのマーガート監督>

 長谷部選手の所属するヴォルフスブルクは、これまでこれといったタイトルを獲得したことがなく、過去2シーズンは15位という結果に終わっていますが、今シーズンからシュトゥッツガルトやバイエルンをリーグ優勝に導いているフェリックス・マーガート監督が就任しました。マーガート監督は、チーム経営者、スポーツディレクター、ユース育成のポストも兼任していて、ヴォルフスブルクに本拠地をおくフォルクスワーゲン社をスポンサーにしてチームの大改革を行っています。現在、ヴォルフスブルクではドイツ人選手以外に21カ国の選手が在籍しています。全権をゆだねられたマーガート監督は、「3年以内にヴォルフスブルクを優勝争いに加わるようなチームにする」という公約を掲げていて、今シーズンは今後のチーム作りに必要となる選手の見極めを行っているようです。Kicker(キッカー)誌では、「マーガートと最大の博打」という見出しが掲げられていました。

 ブンデスリーガ再開となる第18節のスタメン予想(キッカー誌など)では、小野、長谷部とも名前を連ねていませんでしたが、数試合をこなして2人ともスタメンで出場する機会が増えています。ボーフムは今のところ降格圏内から離れていて、ヴォルフスブルクもUEFAカップ出場権獲得ができるところに位置しています。カップ戦では準決勝でバイエルン・ミュンヘンに負けてしまいましたが、マーガート監督は「我々はまだトップのチームではない」と今の実力を謙虚に認め、さらに上を狙えるチームを作っています。