ドイツではプロリーグもアマチュアリーグもたいてい8月上旬に開幕します。それにあわせて、プレシーズンの練習は6月の下旬から7月上旬に始まり、プレシーズンマッチなどを通して新チームを形作っていきます。
 リーグ戦はアマチュアでもひとつのリーグに16チームから19チームが参加していて、ホーム&アウェイで年間を通して30試合から36試合が行われることになります。リーグ前半戦は12月上旬まで続き、雪の多い1月下旬まではお休みになります。
 冬のシーズンオフは室内サッカー大会が開催され、プロアマ問わず、賞金のかかったトーナメントが用意されています。室内サッカートーナメントは5-5で行われますが、スライディングタックルありでかなり危険です。1月下旬もしくは2月上旬にリーグ後半戦がスタートしますが、天候上、室内や人工芝での練習も増えます。満足した施設がないアマチュアチームはランニングが増えたり、雪の降り積もったグランドで満足した練習ができないことがあります。
 リーグ後半戦は5月中旬まで続き、リーグ昇格や降格がかかってくるとプロでもアマチュアでもそれぞれのリーグで盛り上がりを見せ始めます。一度見に行ったドイツ7部の試合では観客が800人以上集まっていました。


<室内サッカートーナメントの様子>

 前回はドイツ4部リーグ(オーバーリーグ)までを書きましたが、ドイツ5部リーグは、(地域によっても少し違いますが、)たいてい1つの州をカバーする範囲でリーグが行われています。更に、6部は5部の地域を2つか3つに分けた地域でリーグが行われています。アマチュアのチームですが7部や8部のチームでも長い歴史があり、ホームグランドやクラブハウスを持っています。
 5部6部あたりまで、試合に勝ったり引き分けたりした時の勝利給が与えられる場合があります。また、チームから月々の給料や交通費をもらっている選手も結構います。6部や7部のチームでも公式戦の時は観客から入場料を徴収しています。近所から試合を見に来るファンの中には、普段のストレスを発散するかのように野次を飛ばしている人もいます。みているほうは面白いけど、言われている選手や審判はかわいそうになってくるときもあります。


<所属チームWirgesu(ヴィルゲス)の試合>