あるブンデスリーガの試合後のインタビューで、決定力不足により負けたチームの監督のコメント。「残りの質問には答えられません。なぜなら、私は今すぐ選手たちの所にいかなければならないからです。彼らはゴールの位置がわからないほど目が悪いので、私がロッカールームからバスへの道案内をする必要があります。」

 サッカーだけでなく、スポーツ選手にとって視力の良さは欠かせません。上のコメントは半分冗談ですが、ほとんどのプロチームは選手たちの視力も定期的にチェックしています。カカ、バラック、レーマンなどはコンタクトレンズを着用していて、テュラム、ロナウドなどは試合以外の時に眼鏡で登場することがあります。

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<メガネのカカ>

 サッカー選手でメガネ(ゴーグル?)と言うと、元オランダ代表のダーヴィッツ(現アヤックス)をイメージする人が多いでしょう。安全性のため試合中のピアス、指輪、ネックレスなどの着用は禁止されていますが、1999年に目の手術を受けたダーヴィッツは例外的に試合中にスポーツ眼鏡をつけることが許されています。


<エドガー・ダーヴィッツ>

 自分もコンタクトレンズをつけていますが、つけるきっかけになったのはサッカーでボールが見えにくくなったためです。特に、うす暗くなってくるとボールがとても見にくいです。最初は試合のときだけ着用していましたが、そのうち練習の時も着用するようになり、しまいには常につけるようになりました。レンズのケアなどで面倒な時もありますが、やっぱりはっきり見えると便利。遠くにいる友達を見間違えることもなくなりました。

 自分の周りにもコンタクトをつけてプレーしている人がいますが、視力矯正手術をした選手もいます。相手選手の手などが目に当たり、試合中にコンタクトが取れてしまったことが何回かありますが、視力矯正手術の場合はコンタクトを無くす心配や面倒なレンズのケアをしなくてすみます。決定力不足はテクニックや嗅覚だけでなく、視力にも原因があるのかもしれません。

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