8月27日 日曜日。マックス・ラ-ベとパラスト・オーケストラの20周年記念コンサートが、ベルリンの野外コンサート会場「ヴァルトビューネ」にて行なわれました。チケットは完売、観客動員数は関係者の話によると約14000人、最寄り駅には惜しくもチケットを逃した人が「Suche Ticket(チケット探してます)」の紙を持ちながらうろうろ。コンサート開始20分前にはすっかり、席も埋まっていました。



20時。観客席からの口笛と声援を受け、マックス・ラーベとパラスト・オーケストラの登場。お天気は崩れがちでしたが、雨の匂いが微かに感じられる中、自然に囲まれて聴くラーベさんの美声は今宵も最高潮でした!!

しかし。

三曲か、四曲目を歌い終わったところで灰色の空からぱらぱらと雨が!!!!!
しかし、そこはイギリス並みに気まぐれな空の下に住むドイツ住民。皆抜かりなく準備をしてきたらしく、傍らからササッと傘を取り出し、ビニール袋やら毛布やらを膝にかけます。ラーベさんはというと、この状況に対して何かコメントするかと思いきや、さっと後ろを振り向き・・・・。

「♪Unter dem Regenshirm(傘の下で~)」

と歌い出す。雨天に備えて誰よりも抜かりない準備をしてきたのはラーベさんだったようです。
さらに歌い終わった後に「このナンバーを歌わずに済むことを願っていたのだが・・・・・」とボソッと一言。アイロニーたっぷりのジョークがいつでも冴えている人です。



今年の五月に日本、中国初公演を果たしたラーベさん。この日はなんと中国語の歌まで披露してくれました!その他、ドイツ語はもちろん英語、フランス語、イタリア語、スペイン語とあらゆる言語を総ナメ。激しい雨の中、キューバのルンバを聴いたときは、まるで南の島の海岸に寝転がっているような錯覚さえ覚えたものです。

ブラボーコールを受けても表情一つ変えず、各楽器のソロ演奏はピアノに軽くもたれ、主役の座を譲ります。舞台の上ではスキ一つ見せないその姿をビルト紙は「ドイツ最後のジェントルマン」と讃えたものですが、本当にその通り。この後、なんと光栄にも彼らのアフター・ショウ・パーティに参加することができ、ラーベさんとお話しすることもできたのですが、お別れする際に深々と頭を下げた瞬間、同じく日本風にお辞儀したラーベさんの頭にゴツン!!!!!!結構激しくぶつかりました。

アイタタタタ。。。。

淑女は一日にしてならず。この日の教訓でした。

「サヨナラー」と日本語で挨拶してくれたラーベさん、次回はなんと五月に日本再公演(大阪・小倉・東京 《予定》)が決定しています!そして、そのお手伝いをするのは東京の森田オフィスさまと弊社トーマス&パートナーズ。今後、ブログやホームページにて詳しい情報を公開していく予定ですので、どうぞご期待ください!!

後記:

今回の文化ニュースはいかがでしたか?皆様のご意見・ご感想お待ちしております。
サッシャさんのご協力により実現しました、トーマス&パートナーズの文化ニュース、今後はベルリンのアーティスト、デザイナーとのインタビューなども行う予定です。ドイツファンの方のみならず、海外アーティストの活躍に目をつけている日本の企業の方々にも、きっと耳寄りな情報があるはず!どうぞお楽しみに!

トーマス&パートナーズとは?
ベルリンの若手法律家、ラファエル・トーマスにより創立されたベルリンを活動拠点とするコンサルティング会社。NHKからの委託で番組制作、通訳などを行うほか、最近では黄金の20年代音楽で知られるドイツの国民的人気歌手、マックス・ラーべの日本初公演をオーガナイズした。日独アーティストや企業の海外活動のマネージメントから、2006年W杯関連の仕事まで幅広く請け負う。

URL: http://www.thomas-and-partners.de/(当サイトはこちらに引っ越し、新しくなりました!)

ドイツへの企業進出や公演活動などお考えの方、言葉や文化の壁に悩まずに、ぜひ弊社HPをご覧ください。ご連絡・ご相談お待ちしております!